渓流ルアー釣りをする人であれば必ず一度は使ったことがあると言っても過言ではない、超定番ルアーのARスピナー。
投げて巻くだけで簡単にヤマメが釣れて、渓流釣り初心者からも評判の高い渓流には欠かせないルアーです。
そんな渓流必須ルアーのARスピナーのインプレと、使い方や人気カラーを紹介していきます。
ARスピナーの特徴
ブレードの振動でヤマメ・イワナにアピール

渓流で使われるスピナーは、ブレードと呼ばれる楕円形をした金属の部分がクルクルと回転することによってヤマメ・イワナにアピールします。
そのスピナーのなかでもARスピナーは特に回転がスムーズで、水の中で振動しているのがロッドを伝ってこちら側に伝わってくるほどです。
たぶん水の中を泳いでいる魚にはARスピナーの低い振動の音はかなり聞こえているのではないかと考えています。
当然、そんな音が聞こえるならヤマメやイワナはその音の発信源を無視するわけにはいきません。
そして餌と思って喰いついたらルアーで釣られてしまったという感じです。
その振動のおかげで雨後の濁りが入った状況でも魚が普通に釣れるので、ARスピナーには頼りっぱなしです。
ARスピナーの着水と同時にヤマメ・イワナがバイト

渓流釣りで使うスピナーは、水生昆虫をマネして作られたものです。
ですので、水中にいるヤマメ・イワナはスピナーをムシと勘違いしてバイトしていることになります。
暖かくなってムシが飛び始める5月頃からは、ヤマメ・イワナは水面に着水したARスピナーをムシが落ちてきたと思い、一瞬で飛びついてきます。
実際にARスピナーを使っていると、キャストしてリールを回し始めようとしたときには魚がかかっていたということがあります。
特にヤマメの場合は、ARスピナーを投げたときに着水するよりも早くスピナーの存在に気づいて、落下地点まで先回りして待っていることがあります。
そういう時に、ARスピナーは着水したと同時にブレードが回り始めるので本物のムシのような演出ができ、ヤマメを騙すことができるのだと思います。
似たような状況でスプーンを使ってみても、着水したと同時にヤマメにルアーだと見抜かれ釣れないことが多いです。
パイロットルアーとして最適

釣りをしたことがない初めての渓流に行くときは、必ずARスピナーを持っていきます。
そして、その川でARスピナーを使って釣ってみて、ヤマメ・イワナがいるか、魚影の濃さなどを確認します。
それでヤマメ・イワナの姿が確認出来たらルアーチェンジして他のルアーを使って釣りをしたりします。
まさにARスピナーは渓流ルアーの中でのパイロットルアー的存在です。
もし、ARスピナーを使ってヤマメやイワナが釣れなかったときは、他のルアーを使っても釣れる確率は低いので、その渓流には魚が居なかったと見切りをつけるのもひとつの手です。
それくらい渓流釣りにおいてARスピナーは信頼できると感じております。
ARスピナーの使い方

ARスピナーはアクションを付けずに、タダ巻きするだけでヤマメ・イワナを釣ることができます。
渓流ルアーのなかでも一番簡単に魚を釣ることができるのもARスピナーの良いところです。
渓流でルアーを使ったことが無い方は感覚的に分かりずらいかもしれませんが、本当に流れの中にARスピナーを投げてリールを回すだけでヤマメ・イワナが簡単に釣れてしまいます。
こっちからルアーを積極的に動かさなくても、ヤマメ・イワナが勝手にARスピナーに近づいてきてフックにかかってくれるので見ていてとても面白いです。
これは経験してみたほうが分かりやすいと思うので、渓流ルアーをやったことがない方は是非一度チャレンジしてみてください。
ARスピナーの重さ

現在、ARスピナーの重さには、1.6g/2.1g/3.5g/4.5g/6.0gの5種類があり、状況やポイントに合わせて使い分けることができます。
基本的には2.1gのスピナーを使いますが、源流では1.6g、広めの渓流では3.5g、本流や堰堤など深いポイントでは4.5g/6.0gを使って深いレンジを探ったりすることがあります。
特に活性が低い時期は、深いところにヤマメやイワナが潜んでいることが多いのでそういう時には4.5gや6.0gは非常に役立ちます。
また雨で増水して流れが強い時も、4.5gを使って流れに負けないように泳がせます。
濁っているとヤマメやイワナからもルアーは見えにくいのでスピナーのサイズを上げて、より強い振動を使って魚にアピールするのが効果的です。
ARスピナーの人気カラー
ARスピナーには現在30種類以上のカラーがあり、買うときにどのカラーにするか迷ってしまうこともあると思います。
そこで渓流釣りでよく使われる人気カラーをいくつか紹介します。

まず、ARスピナーで非常に人気があり定番カラーとなっているのが、銀のブレードと黄色のウェイトが組み合わさったカラーです。
01.MTCHや03.RSYLが該当し、実際に使ってみてもこのカラーは非常にヤマメの反応が良いです。
カラー選びで迷ったらまずはこのカラーを選ぶのがおすすめです。

またブレードがゴールドのカラーも人気で、06.MEGLと07.MEGRはよく使われている印象です。
ゴールド系のカラーは、朝・夕マズメの少し暗い時間帯に特に反応が良くなる感じがあります。
薄暗い時間帯は水中のルアーも見えにくくなるので、少しでも明るい色の入ったものを使うのが良さそうです。

赤系のカラーが入ったものも定番で、14.RSFRや12.COBRなどが該当します。
水中で目立ちやすいため視認性が良く、釣れるヤマメも平均的に大きいような気がします。
赤系のカラーも持っておけば、濁りが入った状況などにも対応しやすいです。
さいごに

今回は渓流釣り必須ルアーのARスピナーのインプレと、おすすめの重さや人気カラーについて紹介しましたが、このルアーは本当に使いやすくて良く釣れるので初心者の方はぜひ使ってみてください。
渓流釣りは最初の一匹を釣るまでが大変なところはありますが、コツさえわかれば簡単に釣れるようになって面白いので、とりあえずこのルアーを使って感覚をつかみましょう。
ARスピナーを使ってある程度ヤマメ・イワナが釣れるようになったら、他のルアーを使って渓流釣りの楽しみを増やしてみてください。