日本全国の中でも屈指のシーバスポイントである筑後川。
ランカーサイズのシーバスが良く釣れることで有名で、遠くからはるばる筑後川まで釣りに来る人も多い人気河川となってます。
最近は有明海特有の有明シーバスを目的に釣りに来る人も増えていて、ますます注目度が上がっています。
そんなシーバスアングラーに人気の筑後川のシーバス攻略情報を紹介していきたいと思います。
筑後川とは

有明海と面しているため潮の干満差が大きく、大潮のときには干満差が5メートルにも達します。
そのため筑後川でシーバスを釣るときには潮を読むのが重要で、これを知らずに釣ると何も釣れないということも多いです。
また、川幅は200m以上あるのでルアーを100m以上遠投できるタックルが必要になります。
筑後川で釣れる有明スズキとは

筑後川で釣れる有明スズキは、日本のスズキと中国大陸に生息する大陸スズキとの雑種だと言われています。
見た目は大陸スズキそっくりですが成体でも小さな黒点が残っているのが特徴です。
最近はこの有明スズキを目的に筑後川に釣りに来るシーバスアングラーも多く、注目度の高さがうかがえます。
筑後川での釣りのルール

釣りには遊漁券が必要
筑後川は内共第二号(筑後川漁協、下筑後川漁協など)、第三号(下筑後川漁協、大川市漁協など)により本流と各支流に漁業権が設定してあり、筑後川でシーバス釣りをするには遊漁券が必要です。
遊漁券を持たずに釣りをしていると漁業組合員や釣り人同士のトラブルに巻き込まれる可能性があるため事前に購入しておきましょう。
遊漁券は1日券500円と安めで、釣具のポイント鳥栖店または久留米店で買うことができます。
※筑後川の漁業権エリアのマップ
・内共第二号→https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/attachment/145206.pdf
・内共第三号→https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/attachment/145207.pdf
釣り禁止エリア
筑後川には本流と支流に釣り禁止エリアが設定されているので、いくつかピックアップしてまとめてみました。
詳細はリンク先の福岡県の公式サイトからご確認ください。
・筑後川本流 筑後大堰の上流300m〜下流300m(周年)
・広川 草場排水機入り口周辺(周年)
・山ノ井川 支流入口の番所水門から上流400m(11月1日〜3月31日まで)
※筑後川の釣り禁止エリアのリンク
・筑後川釣り禁止エリア(周年)→https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/attachment/124758.pdf
・筑後川釣り禁止エリア(期間)
→https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/attachment/124769.pdf
・筑後大堰(委員会指示)
(令和7年8月1日~令和12年7月31日)→https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/attachment/256667.pdf
筑後川シーバスのシーズン

筑後川シーバスのシーズンは4月~10月頃までです。
特に釣果が上がり始めるのは5月のゴールデンウィークあたりからで、この時期になるとシーバスの釣果にかなり期待できます。
釣れるシーバスのサイズも大きく、後ほど紹介するエツパターンを上手く攻略できればランカーサイズを釣るのも難しくはありません。
このエツパターンは5月頃から始まり7月いっぱいまでの釣りですので、ハイシーズンに大型のシーバスを狙うのであればこの時期に釣りをしてみてください。
筑後川のシーバスは冬にも釣れる?

筑後川のシーバスは10月頃から産卵のために徐々に川を抜けて有明海に下ってしまうため、冬場はシーズン中と比べるとシーバスが釣れにくくなってしまいます。
ですので、冬場に筑後川で釣りをするのはあまりおすすめしませんが、そんな中でも2月頃のバチパターンは、シーバスも釣れやすいのでおすすめです。
筑後川は毎年1月の半ば頃からバチが抜け始めて、2月に入るとバチパターンでの釣果が出始める傾向にあり、冬にシーバスを釣るのであればその時期に行ってみてください。
ナイトゲームでバチパターンを狙うときはシンキングペンシルやワームを使うと釣果が上がりやく、バチ抜け用のルアーを揃えておくのがおすすめです。
筑後川でシーバスが釣れる潮位

筑後川は有明海が近いため潮の干満差が大きく、潮位の見極めは重要です。
まず満潮付近はポイントが絞りづらく足場も限られるため、釣りをするのはあまりお勧めしません。
満潮から潮が下り始めてしばらくすると川幅が絞れてきて水中に沈んでいたストラクチャーや足場が現れ始めるので、そのタイミングから釣りを始めるのがおすすめです。
そして潮が下げ切って今度は干潮からの上げてくるタイミングでは、ベイトを追って河川へ登ってきたフレッシュな個体を狙うことができます。
ポイントによりますが、潮が上げ始めてから1〜2時間もすると足場がなくなってくるため、その間が勝負となります。
釣りをする潮位はポイントごとに異なってくるので出来ればポイントを下見しておいて、潮位によってポイントを移動しながら釣りを出来れば釣果も安定してきます。
筑後川でシーバスが釣れるポイント
筑後大堰より下流

筑後川でシーバスを釣ろうと思ったら筑後大堰より下流で釣るのが前提となります。
筑後大堰より上流でもシーバスが釣れることはありますが、大堰下流と比べると数はかなり少なくなるので筑後川でシーバスを狙うのであれば筑後大堰より下流で釣りましょう。
※筑後大堰上下300mは釣り禁止となっており注意が必要です。
流れ込み

筑後川は河川の規模が大きくポイントが絞りずらいので、流れ込みのような目で見て分かりやすいポイントを狙うのがおすすめです。
流れ込みは本流以外にも支流に数多く存在し、流れを見つけたらルアーを通してみることをおすすめします。
シーバス自体のストックは多く、ほとんどの流れ込みにはシーバスが付いています。
流れ込みはシーバスがベイトを狙っていることが多く、ミノーのようなベイトを意識させるルアーが効果的です。
水門

筑後川にはシーバス定番ポイントの水門が数多く存在します。
河川の規模が大きいだけに水門の数も多く、マップ上で見える水門をざっと数えただけでも軽く30個は超えています。
水門付近には居つきのシーバスがついていることが多く、地合いになると連発することもあるので積極的に狙いたいポイントです。
特に水門が開いていて水が流れている場所には高確率でシーバスが付いているため、そのような場所を見つけたら欠かさずにルアーを投げてみてください。

また、水門付近には浮きゴミが溜まっていることが多いですが、シーバスはゴミの下に隠れていることが多く、ルアーをフォールさせるとリアクションバイトを狙えます。
ルアーはリフトアンドフォールで使いやすいバイブレーションやシンキングペンシルがおすすめで、特にシンキングペンシルはフォール時に水平姿勢を保てるためシーバスも口を使いやすいです。
支流

筑後川は川の規模が大きいだけに支流の数もかなり多いです。
シーバスは上げ潮のタイミングで支流のかなり上流まで登っていき、河口から遠く離れた場所でもシーバスが普通に釣れます。
支流は潮位が下がってくると流れ込みができる場所も多く、そこにシーバスが溜まるので、流れ込みを見つけたらルアーを通してみると短時間で釣果を出すことができます。
また、潮が上がってくるタイミングでも支流にシーバスが入ってくるため、タイミングを見計らってポイントで準備しておき、足場が無くなるまでの間にシーバスを釣りましょう。
支流は本流と比べポイントを絞りやすいのでシーバス初心者の方にもおすすめです。
橋脚

筑後川は河川の規模が大きいだけに橋の数もかなり多いです。
橋がたくさんあればシーバスの好きな橋脚もたくさんあるということであり、筑後川の橋脚は定番ポイントとなってます。
橋脚付近や明暗部には特にシーバスが付いていることが多いので橋脚周りと明暗は忘れずに攻めましょう。
橋脚は岸から距離があることが多いので飛距離の出やすバイブレーションなどは必須となります。
筑後川のエツパターンについて
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引用:市場魚介類図鑑
筑後川にはエツと呼ばれる有明海固有種の魚が存在し、そのエツをシーバスが水面付近で捕食するエツパターンが存在します。
エツの遡上は産卵が近づく5月頃から行われて、晴れた日の昼間に水面付近で産卵することが多いです。
このエツパターンに入ると普段はいろいろなベイトを捕食しているシーバスが、エツしか食べない偏食状態になってしまいます。
そのため5月からのエツパターンではエツを意識したトップウォーター系のルアーは必須で、これを遠投してシーバスのボイルが起きている場所まで届かせる必要があります。
また、エツは産卵のとき以外は中層にいることが多く、シーバスはボトムについてエツを狙っているため、バイブレーションでのリフト&フォールも効果的です。
どちらの釣り方にしてもルアーの飛距離が重要で、通常のタックルよりワンサイズ上のタックルが必要になりますが、釣れるシーバスはランカーサイズが多く、運が良ければメーターオーバーも狙えるため、しっかりと準備を整えて挑んでみてください。
さいごに

今回は筑後川のシーバスについて解説してみましたが、筑後川は潮位の干満差に慣れればシーバスを釣るのはそんなに難しくなく、まずは釣り場に通って潮の動きに慣れるところから始めてみてください。
シーバス初心者の方は本流よりも支流の方がポイントが絞りやすく釣りがしやすいので、支流を中心にシーバスを狙ってみましょう。
筑後川はいきなり大物がかかることも多く、初心者の方でもランカークラスが充分に狙えますので、準備を万全にしてシーバスとのファイトを楽しんでください。